ネットや電子書籍の急速な発達により、印刷物の需要が少なくなっているのは事実です。
当然ですが印刷機械における市場も、決してポジティブな方向に動いているとも言い切れません。
商業印刷においては企業が広告費を削る等をして、縮小傾向にあります。
また出版印刷においても同様で、電子書籍の普及によりもっと深刻な事態になる事も予想されます。
しかしこれが新興国ともなれば話は変わります。
現在急速な経済発展と共に、印刷物の需要も徐々に広がりつつあります。
それと比例する形で印刷機械を取り入れている所も増えています。
しかし、自国でそれを製造する事はまだ難しい段階です。
また新しい機械を導入するとしても、採算が合いません。
そこで海外から中古印刷機械を輸入し、稼働させている訳です。
勿論その海外の中には、日本も含まれています。
日本製は海外からの信頼も非常に高く、現在も色んな国で稼働しています。
一時期は日本製の家電や車等が重宝されていた頃がありました。
今は他の国の製品に押されてしまい、あまり上手く行っていません。
しかし印刷機械に関しては需要が非常に高くなっているので、心配する必要はありません。
そもそも印刷機を製造出来る国は、限られているのです。
必要性が無い印刷機械であっても、世界の何処かではそれを強く求めているのです。
業者の中には、買い取った機械を海外に輸出している所もある程です。
その中で遊休機械をそのまま処分するのは、勿体無い話です。
それよりも、必要としている人の所へ届けた方が良いと思います。
今まで愛用していた機械を見捨てるのではなく、買取を行い第二の人生を歩ませてみては如何でしょうか。